27歳女下鴨神社でおみくじ

体験したあの感覚は、この先も一生忘れることがないと思います。京都の賀茂御祖神社、通称下鴨神社さんでの体験です。

親がパワースポット好きだったということもあり、昔からパワースポットに足を運ぶことが大好きでした。

自分の働いたお金で自由に旅行に行けるような年齢になってからは、親しい友人を誘ってパワースポットに出向くこともしばしば。

これといった願いや悩み等がなくとも、健康な身体でパワースポットに行けること自体が本当に嬉しく、心から楽しんでいました。

現在の私は自宅や近所の小売店が自分的パワースポット、となっていますが当時のパワースポットといえば専ら神社仏閣系。

神社の歴史や伝わるエピソードなどを調べることも大好きで、必死になって寝ずにネット検索したことも一度や二度ではありません。

下鴨神社へ行く前も同様、様々なサイトや口コミに目を通し、準備は万端。

ただ、その中で一際目立ち、気になるものがありました。

縁結びの最強パワースポットとして有名な相生社(あいおいのやしろ)の隣にある授与所で求めることのできるおみくじが、「かなり当たる」との情報。

二本の木が途中から一本に結ばれている御神木の連理の賢木にまつわるエピソードにもかなり興味をそそられましたが、何を置いてもそのおみくじが気になって仕方がありません。

当たるや当たらないなどの書き込みもたくさん目を通しました。

下鴨神社には仲の良い職場の同僚たちと行くことになっており、せっかくだからということで下鴨神社で行われているイベントに合わせて予定を組みました。

当日、しとしとと雨の降るなか下鴨神社へ。
夜に行われたイベントで、暗い参道にはカラフルなライトが当たり、参拝客の様々な傘の色が重なり合い、と、一見騒がしいような状況でしたが、さすが下鴨神社。

一本の滝が流れているような空気の流れと、どこか落ち着いた雰囲気がそこにはありました。

参拝を終えて、いよいよ心待ちにしていたおみくじの時間です。

おみくじ購入までの一連の流れを終え、いざ皆でそろっておみくじを開こうというとき。

職場の皆がいる輪に入るために授与所にあるコンクリートの少しの段差をストンと降りた時に、突然、ある男性の顔が浮かび上がったのです。

その顔はとても大きく、お正月にあげるような凧のような感じで、私の前を通り過ぎたような感覚があり、あまりの勢いと驚きで思わず手で振り払う動きをしてしまったほどでした。

何もないところで私が大きく手をフリフリとするものですから、その様子を見た同僚が「虫?」と聞いてきたくらいです。

一瞬の出来事で、呆気に取られてしまいましたが、気を取り直しておみくじを開けることに。

おみくじに書かれていた内容は、「すべて思いのまま」「じきに結ばれる」といったもの。

有頂天になったのは言うまでもありません。

しかし、当時の私にはお付き合いをしているような相手もいない状況で、結ばれると急に言われても実感がわかず、むしろなんだかガッカリしたくらいでした。

先に申し上げますと、おみくじが示してくださった内容は大当たり。

その後3ヶ月ほどで今の旦那と交際を始め、トントン拍子で話は進み、1年後にはめでたく結婚。

憧れていた結婚式も無事にあげることができました。

眼前に急に男性の顔が浮かび上がった体験を先述しましたが、その浮かび上がった顔、というのがまさに旦那の顔でした。

旦那とは同じ職場でしたが、それほど仲が良いということもなく、下鴨神社に一緒に来ていたメンバーの中にも勿論入っていませんでした。

あの体験は、相生社に手を合わさせてもらった直後のことでしたので、まさに良縁に御導き下さったのでは、と今となっては思わずにはいられません。

以上が印象的だったパワースポットでの出来事です。