45歳女性。称名寺の橋を渡りパワーチャージする。

若い頃は話題のスポットや流行を追い求める傾向にあったが、年齢を重ねて40台になる頃からだろうか、私は自然の中やお寺のような静かな場所に安らぎを感じて訪ねてゆくようになった。私が住んでいる横浜市の中でも、訪れると元気になれるスポットはたくさんあるが、その中でも私にとってはパワースポットになっているところは、金沢区にある称名寺というお寺だ。京急本線「金沢文庫駅」が最寄り駅となり、駅前の16号線を横断してなだらかな上り坂を10分ほど上りきったところに、このお寺はある。

称名寺は、北条実時によって開基された700年以上の歴史のある真言律宗のお寺だ。私が初めてこのお寺に訪れたきっかけは、当時通っていた陶芸教室がそばにあり、その先生から「称名寺は強烈なパワースポットだから、一度は行くといい」と聞いたからだ。そしてゴールデンウィークの休みを利用して訪問してみることにしたのだが、ちょうどその時期には夜間に境内をライトアップしていて、それはそれは幻想的な世界を楽しめ、同時にたくさんのパワーをもらうことができた。

まず出迎えてくれるのがお寺の入り口の仁王尊だが、魂を見透かされるような感覚になるほどに、大変迫力のある表情をしている。暗闇の中門をくぐるとそこには、目の前に赤い太鼓橋が浮かび上がっている。左右にこじんまりとした池を見ながら橋を渡ってゆくのだが、この歴史あるお寺の境内で自分が幻想的な景色の一部となっていると感じて、とても強烈なパワーが体の中に取り込まれる感覚があった。

橋を渡りきると、今度は青色にライトアップされた建物が見えてくる。一見お化け屋敷のような印象も受けたが、周りにたくさんの人がいるため怖くはなかった。建物の前では何人もが記念撮影をしていたが、後から写真に何か映り込んでいても不思議ではないくらい、その場所は霊気が漂っているように感じた。

この日は特別なライトアップの日であったが後日昼間にも訪れてみた。昼間もとても静かで、やはり橋を渡っている時にとても強いパワーを感じることができた。称名寺は私にとってのパワースポットである。